2012/09/02

朝曳き・巫女の浦安舞・鹿島踊りを見物'o'~鹿島神宮のお祭り・行宮祭~

茨城アートツアーの帰り道、急に体調不良に;;
しかも、鹿島スタジアム渋滞にはまる(ノД`)
…サッカーの試合の前後は、国道51号線が激しく渋滞するのです。
そこで、急遽、鹿島市で宿泊することにしました。

しかし、悪いことばかりではありません。
なんと、鹿島神宮では、9/1-2の2日間で
例祭・行灯まち・神幸祭・行宮祭・還幸祭とイベント盛りだくさん'o'
…せっかくなので、覗いてきました^^/

まず、驚いたのは、夜中でも山車が街中を廻っていたのです!
笛と太鼓の音で目覚めた午前4時、
旅館の窓から覗いてみると、煌々と明るい満月と山車'o'
…まさに幻想的な風景でした^^


右下で光っているのが山車


静かな夜明け前の街に響く、お囃子や掛け声
…山車が角を曲がるところ(1'50-2'50'')が見どころです♪





翌朝(9/2)、鹿島神宮にて、行宮祭(あんぐうさい)を見物しました。
鹿島神宮の行宮前に設置された御神輿の前で行われる祭典です。


露店が並ぶ参道を通り、桜門へ


1634年に徳川頼房公が奉納した桜門
…日本三大桜門のひとつ'o'


木立が生い茂り、爽やかな空気が漂う境内で執り行われた儀式´∀`
…行宮祭は、次のような内容でした。
・修祓(しゅばつ)… 神道の祭事に先立つ、神職が行う清めの儀礼 
・一拝 
・献饌(けんせん)…神前に物を供えること 
・祝詞(のりと) 
・巫女による浦安舞の奉納 
・玉串奉奠(たまぐしほうてん)… 玉串を神前に捧げて拝礼すること
・撤饌(てっせん)…神前の供物を下げること 
・一拝

特に印象的だったのは、巫女による浦安舞
…厳かでありながら、優雅な風情。一糸乱れぬ動き'o'
神楽を目前で見るのは初めてで、得がたい体験でした^^





ちなみに、浦安舞は、近代に作られた神楽です
…昭和15年の「皇紀二千六百年奉祝会」にて、
全国の神社で奉祝臨時祭を行うに当たり、
祭典中に奉奏する神楽舞を新たに作ることが立案され、
当時の宮内省楽部が作曲作舞した神楽舞。

行宮祭のあと、鹿島踊りも奉納されました。
笛や太鼓の音に合わせて、白装束の女性たちがテンポ良く踊っています
…浦安舞とは、また違った魅力がありました^^





日本の伝統文化に触れる機会も、日頃から意識することもないだけに、
鹿島神宮のお祭りは、とても新鮮で、心動かされました。
実はこうしたお祭りやイベントは、案外身近にあるのかもしれません
…周りを見回してみようかな、と思いました^^


鹿島神宮
茨城県鹿嶋市宮中2306-1

0 件のコメント:

コメントを投稿

other reports

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...