2012/02/28

シャネルとエルメス…ショッピングではなく、アートクルージング♪~山口晃とエリオット・アーウィットの企画展~

銀座のシャネルとエルメスに行ってきました
…ショッピングではなく、アート鑑賞です^^;
銀座にはたくさんのギャラリーがありますが、
エルメス・シャネル・資生堂もギャラリーを持っています'o'
しかも、アート初心者でも立ち寄りやすいだけでなく、
はずれがない展示をしています^^

今回は、エルメスの「望郷―TOKIORE(I)MIX」山口晃展、
シャネルの「エリオット アーウィットが見つめたパリ」展をご紹介します^^

まずは、エルメスに行ってきました
…ガラス張りの素敵な建物です´∀`
…ディスプレイされている商品にもうっとり。


四角いガラスブロックが積み上げられたような外壁

外壁が商品ディスプレイ'o' 革小物です

こちらは食器

大和絵や浮世絵のようなタッチで、
建物や人物を緻密に描いた俯瞰図のような作品を描く山口晃。

武士が馬の頭のついたバイクに乗っていたかと思うと、
浮世絵の中に現代の服装を身にまとった人も登場したり、
…現代と過去が混ぜこぜになった独特の世界はじっくり見ていても飽きません。
…エルメスのギャラリーでは、どのような作品を発表するのでしょうか。




展覧会チラシの裏面から抜粋
…馬でもあり、バイクでもある^^


ガラスの外壁から差し込む光に照らされたギャラリーに入ると、
大きな電柱が何本も並んでいました'o'
…もちろん、ただの電柱ではありません。
スレート板・花活け・小便器などが絶妙なバランスで取り付けられた電柱は
平面作品と同じように、ユーモアやノスタルジックに溢れています^^

特設の小屋も設置されていました。
…一見するとふつうの部屋だけれど、ごく単純なしかけにより、
中に入ると不思議な感覚に包まれます。

もちろん、いつもの俯瞰図の新作もあります^^
…「Tokio山水(東京圖2012)」です。
東京タワーとスカイツリーが同時に描かれているのを見ると、
ノスタルジックな気分がさらにアップし、
「時間」のうつろい・「時代」の変遷に想いを馳せたりもしました。
「望郷」「東京リミックス」「トキオ・リミックス」…タイトルそのものでした。


お次はシャネル。
Elliott Erwitt(エリオット・アーウィット)によるパリの写真展です。

シャネルのウインドウも素敵^^




エリオット・アーウィット:
1923年生まれの写真家、パリ育ち。
25歳のとき、ロバート キャパに推薦されマグナム・フォト(世界屈指の写真家グループ)に参加。
ドキュメンタリー映画・TV・コマーシャル・ファッションの撮影など幅広く活躍。
…初めて知った写真家です'o'

「『パリ変わらぬパリ、世界で一番美しい街』という歌があります。
少し尊大な感じがするかもしれませんが、実際パリは本当にそうなのです。
美しさはたいてい表面にありますが、そこに本質が宿ると強力な磁石になります。
それこそが私が撮ろうとしているパリなのです----」と語る写真家による「パリ」。

とはいっても、観光写真のようなロマンチックで美しい「パリ」ではなく、
パリに住む人々や犬たちの日常生活を切り取ったような、
ウィットやユーモア、ときに哀愁がそこはかとなく漂うような
…「普段着のパリ」を見つけたような感触がありました。
あと、犬の写真が多いので、犬好きの人はきっと嬉しくなりますよ^^

おまけ:
寒さはまだまだ厳しいけれど、ショーウインドウは春のよそおい
…銀座でおさんぽも楽しい^^

OPAQUEのウインドウ

きらきら光るモビール
…窓辺に吊るしたら楽しくなりそう

鮮やかなピンク、白いマネキンと紙
コントラストにはっとする和光のウインドウ

桜と思ったら、木村屋総本店^∀^
…餡パンとバケットを購入^^;


「望郷―TOKIORE(I)MIX」 山口 晃展 http://www.art-it.asia/fpage/?OP=hermes
会場:メゾンエルメス8階フォーラム
中央区銀座5-4-1
会期:2012/2/11(sat)-5/13(sun)

「エリオット アーウィットが見つめたパリ」展 http://www.chanel-ginza.com/nexushall/
会場:シャネル銀座 ネクサスホール 
中央区銀座3-5-3
会期:2012/2/3(fri)-29(wed) 


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