“SLOW LABEL”(スローレーベル)という雑貨ブランドをご存知ですか?
“障害者とアーティストによる、大量生産では実現できない自由なものづくりをめざす、新しい試み”として
スパイラル(南青山)を運営するワコールアートセンターがプロデュースしているブランドです。
以前、仕事で“障害者アート”にかかわっていましたが、私が知ったのは1週間ほど前です^^;。
商品ラインナップは、横浜の障害者施設とアーティストのコラボレーションによって生まれた
バッグ・陶器ボタン・Tシャツ・マットなど。
横浜高島屋の期間限定ショップをのぞいてきました。
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店頭にあったDMとフライヤー |
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フライヤーをひらくと、こんな感じ 黄色とピンクの謎の生物(中央上)はアクリルタワシにもなるマスコット |
さすが、アーティストが参画しているだけあって、センスが良かったです。
最近、社会参加や経済的自立の手段として、アート展やクラフト販売を行う障害者施設が増えてきましたが、
残念ながら、“欲しい”“使いたい”と思えるものにはなかなか出会えません。
今回の“SLOW LABEL”のものは、“うちのリビングに置いたらどうかな~”など見ていて想像がふくらむような品物でした^^。
中でも、“MIZUNOWA”というマットがかわいかった。
小さいサイズはコースター、中ぐらいはランチョンマット、大きなものはピクニックのシートにすると良さそう。
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《MIZUNOWA》YOKOHAMA RANDEZ-VOUS PROJECT 2010 / Photo: Woolman SOYA ASAEのHPより転載 |
ちなみに、“MIZUNOWA”でコラボレートしたアーティストは、
『VOCA展』(2002年)にて光溢れるバスタブの絵画でVOCA賞(グランプリ)を獲得した曽谷朝絵さん。
絵だけではなくマットも、私の心に刺さってしまった^^。
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「Bathtub」 (油彩、パネル 162×227cm) 上野の森美術館のHPより転載 |
高島屋の期間限定ショップは10/18まで。
横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区)3階のワゴン店舗「横浜ランデヴーストア」が土日・祝日オープン中です。
ランデヴープロジェクト|www.rendezvous-project.com/
横浜ベイクォーター|www.yokohama-bayquarter.com/
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